自動掃除機能付エアコン(通称:ロボエアコン)

某エアコンメーカーへ出向き、エアコンの分解方法を勉強してきました。
それは、冷暖房機能だけでなく付加機能があるエアコンが、ここ数年増えていることにあります。
今までカバーを外しただけでクリーニングが出来たエアコンですが、付加機能を分解しないと(外す必要がある)クリーニングが出来ないという事にあります。
実は、掃除機能付と言えどフィルターを掃除するだけなので、フィルターに引っ掛からない細かい塵や煙(タバコや油)はエアコン内部に侵入します。
フィルターの掃除は不要もしくは頻度が減ってもエアコン内部のフィン(熱交換機)やファン(室内へ空気を送るもの)は、汚れます。
エアコンの効きが悪かったり、臭いがする場合は、その汚れが原因と考えられます。
要は、どんなエアコンでも定期的にクリーニングが必要という事です。
これは、家庭用壁掛エアコンに限りますが、エアコンの下部(空気が出る部分)を懐中電灯等で照らすとファンが見えます。
確認してみて下さい。
黒い汚れはカビです。
さて、この講習会ですが・・・
メーカーのサービススタッフさんに教えてもらいながら実際に分解・組立をしてきました。
年代別で今回は4機種。
実際には、もっと機種はあるのですがマイナーチェンジ等で4機種学べば大丈夫との事。
色々と資料も頂きました。
今後もメーカーさんと情報を共有して行く必要があると考えます。
さてさて、クリーニングですが・・・
自動掃除機能がないエアコンに比べて、この自動掃除機能付エアコンの場合、クリーニング時間は「倍」要しますね!
実際には、クリーニングする時間というより部品を脱着する時間が掛るという事です。
クリーニング料金も倍頂く事になると思います。