今日も昨日に引き続き、夏の風物詩の一つとして子供の頃を思い出しながら・・・散歩の寄り道で昆虫採集です。
採集と言っても、昆虫も生き物ですから捕獲しては可哀想なんで・・・写真の撮影だけ。そっとしておきます。
で、今日はノコギリクワガタを発見しました。
カブトムシは、相変わらず沢山いますが、ここでクワガタ虫を見たのは初めてです。
黒いの(コクワガタに始まりヒラタクワガタやオオクワガタ)が居ればいいんですが・・・
もう少し、寄り道を続けてみたいと思います(^^ゞ
この機会に・・・、ここで、子供の頃を思い出してみたいと思います。
昔も、カブトムシは沢山いました。
沢山いると飽きるというか、いつでも捕れるからいらないと言う感じでした。
珍しいというか、なかなか捕れないものを欲しがったものです。
・当時、欲しかったものベスト4
4 ノコギリクワガタ
3 ミヤマクワガタ
2 ヒラタクワガタ
1 オオクワガタ
4・3までは偶に捕る事が出来ましたが、2は1シーズンに1匹程度。
ベスト1のオオクワガタについては、今やペットショップ等で見る事が出来ますが、当時は図鑑で確認しただけで実物を見た事すらありませんでした。
ちなみに、海外物のヘラクレスオオカブトとかは興味がなかったですね。
また、クワガタ虫の呼び名が地域によって異なる「虫の名称方言」がありました。
ちなみに、私の地域では・・・
・ノコギリクワガタのオス→ウマッパ
・ノコギリクワガタのメス→ウマッパのメス
・コクワガタのオス→カッパ
・コクワガタのメス→ウシンゴ
・ミヤマクワガタのオス→ランド(ランドセルを背負っているようだから)
・ヒラタ
・オオクワ
なかには、訳の解らない誰が付けた呼び名なのか、笑ってしまうのがあります。
それから、クワガタ虫の事をオニムシと呼んだりしました。
さらに私の親父の時代では・・・
ノコギリをキンバ
コクワをカンペー
等呼んでいたそうです。
ですから、昔・今/地域でそれぞれ方言がある訳で、正式名称で呼ばないと、何が何だかさっぱり解らない(虫と名前が一致しない)んです(^^ゞw
<昔と今>
ムシキングが子供の間で流行った事もあり、私の倅はペットショップ等へ爺さんを連れて行っては海外のクワガタを買ったり、虫かごを買ったり、餌を買ったりしてました。
私的には、海外のクワガタは、嫌いと言うか好みません。やはり国内物が一番!
クワガタは買うものじゃなく捕るもの。
約5年くらい前の事でしょうか!?倅を連れて山や林に夜や早朝行った事がありますが・・・
息子は、特にスズメ蜂が怖いようで、私の背後から私のシャツをつまみながら着いて来るだけw
思い出せば、私も親父のカブ号(50ccのバイク)の後ろに乗って早朝、山へ連れて行ってもらった記憶がありますが・・・
でも、クヌギやヤナギの木を探しては、子供同士でよく捕りに行ったものです。
今の子供は、そういった事をしないんですね!どうも機械的なゲームを好む。
そして昔は、ペットショップと言うより小鳥屋。
その小鳥屋へ小遣い稼ぎでクワガタ虫やカブト虫を売りに行ったものです。
でも、嬉しい(小遣いになって)やら淋しい(手元に虫がいなくなって)やら・・・
一度売りに行くと、どういう訳か、その後売りに行く事をしなくなりましたね!
今は、見たこともない海外ものの虫や飼うためのグッズ(餌まで)も売っています。
私の時代は、虫かごというよりプラスチックの水槽でした。(これは、今もか!?)
近所の大工さん宅へ、大鋸屑(オガクズ)を貰いに行き、クワガタを捕りに行ったついでに折れたクヌギの木を拾ってきては、良い感じに切って水槽に収めます。
餌は、出がらしのお茶葉やスイカなんかも餌にしている子供もいましたが、私は黒砂糖にビールを混ぜて作ったもの。
そこに捕ってきたクワガタを入れては、毎日のように眺めていました。(カブトは入れませんでした)
霧吹きをしたり餌を加えたり・・・
偶には、喧嘩をさせました。でも基本的に可哀想という感があるので、眺めるだけでしたね!
眺めていると飽きませんでした。
そして・・・夏が終わりに近づくにつれ、1匹・2匹と少なくなっていきます。
・長生きベスト3
3 ミヤマ
2 ノコギリ
1 コクワ・ヒラタ(黒は強い)
数が少なくなるにつれ、淋しさと同時に夏が終わるのです。
でも・・・コクワに限って生き延びて年を越す奴もいました。
こいつには何だか元気付けられましたね。
海外のやつは、もっと強いのもいるんですね!?
なんとかヒラタクワガタw。
うちの倅が買ってきたやつです。
日本のよりかなりデカイ。最初見た時、考えられない大きさだったので笑ってしまいました。
そいつ、2年を越しました。
今は冬でも家の中に入れておけば、そう寒くはないのでしょうか!?
こいつには、ビックリしましたね!
ちょっと夏の思い出を語ってみました。