2間のアパートへ引越しした1年後は、高校受験が待っていました。
私立高校は、入学金や授業料が高いという理由で、公立高校(県立高校)を目指しました。
公立なら何処でも良いという感じでした。
ただ、男子校(工業系)は、嫌な思いが過ぎりました。イジメです。
普通科は競争率が激しいので、自ずと商業化を選んでいました。
ある日、親父が「これを使え!」と勉強机を持ってきました。新品ではなかったですね!
貰い物か中古だったのか定かではありませんが・・・、親父から私への「頑張れ!」というメッセージが込められたプレゼントでした。
親父・お袋で1間、もう1間は、子供部屋。
夜、勉強をする際は子供部屋もライト消す為に、勉強机用のライトも買ってくれました。
あとは、教科書だけでは不安なんで参考書の購入を頼みました。
通信簿からすると公立高校の入学は殆ど無理。
担任の先生・お袋・私の三者面談では、お袋は「子供が受けたい学校を受験させてほしい」と言った事を今でも忘れません。
私は、先生や親がどう言おうが、公立高校に絶対に合格してやると必死でした。
勉強が出来る場所もあるし、言い訳をする術も無い訳ですから・・・
数学・科学・英語・国語・社会の5教科。各50点の250点満点。
どうしたら合格出来るか考えました。
合計での合否ですから、確か130あれば合格。
仮に2教科が0点でも3教科満点なら150点。5教科25点ずつでは否。
どちらかと言うと暗記は嫌いで理数系の方が好きでした。
国語と社会を捨て、数学・科学・英語で行こう!と参考書をすべて自分のものにしました。
結果は、○。合格です(^^)v
3教科すべて40UPしていたと自信がありました。数学に関しては満点近いはず。
国語・社会は、各10点くらいはとれているとして、最低でも140はあったと確信します。
学校へ行くと担任の先生が私の顔を見るや、「よく、やったなぁ!よく頑張った!」と・・・
私は「当然です!やれば出来るんです。俺だって!」心の中で吠えていました。
姉の影響を受けてか、イジメを嫌ってか、入学してから髪の毛が長くなる(中学生の時は校則で坊主)に連れ、自然とヘヤースタイルがリーゼントになり、ズボンは太くなりました。ズボンはボンタンに始まりズンタンに変わって行きました。
ここまで来れば、悩みもなく、楽しいものでした。
2年生・3年生になるに連れ、皆、恋愛が盛んになり、私も一人告白しましたが、あっさりふられました。残念!
でも3人程「私と付き合って!」と女子の方から声を掛けられました。
「写真を一緒に撮って!」という声も掛かった事もあり、両手に女子しかも一つ上の先輩です。運動会の時でした。
実際に付き合ったのは、もちろん一人。声を掛けられた中では一番まじめな子でした。
勉強は、あまりしませんでしたが、資格だけは取得しておきました。
簿記・そろばん・英語検定、すべて3級ですが・・・
それから自動車教習所へ通い、自動二輪の中型免許も取得しました。
250ccか400ccのオートバイが欲しかったのですが、80ccのバイクで我慢しました。
友達のバイクを借りて乗ってはいましたが・・・
これは、高校2年生の時の集合写真を切り取り(^^ゞ
花の3年間でしたね^^
次は、弟の受験の番です。頑張れ弟!