曼珠沙華(マンジュシャゲ)、彼岸花(ヒガンバナ)とも言うらしいんだけど、
亡き義父が庭の隅に植えたやつが、毎年、決まって同じところに花を咲かすんだよね!
しかも、その爺さんの畑の横、そして俺の車の駐車場の足元でもある。
どうも目障りというか、元々あまり好きじゃない花だ。
爺さんが亡くなって、初めての彼岸。もちろん今年も花を咲かした。
爺さんには申し訳ないんだけど、出てくる度に立鎌でカットw
でも、刈っても刈っても出てくるんで、立鎌で掘ってみた。
そしたら、こいつは球根なんだね!
掘っても掘っても出てくるw
最終的に100は超えたんじゃないかな!球根の数。
これじゃぁ~刈っても刈っても出てくるはずだw
爺さん、何処からこんな球根採ってきたんだろか!?
おそらく、その辺の土手とかで引っこ抜いてきたんだろうけど、なっからの数。
こんなりも採ってきたんだろうか!?
それとも球根が増えてしまったのだろうか!?
子供の頃かな、ヒガンバナは庭に植えるもんじゃない!と聞いたうろ覚えがあるんで、改めてネットで調べてみた。
まず、わかったことはヒガンバナには「毒がある」という事。
こんな畑の横に植えて、間違って食ってしまったら大変なことになっていた。
現実、田んぼ・川の土手・墓によく見られるけど、それには理由があって、ヒガンバナの有毒性を利用して、ネズミ・モグラ・虫などの小動物から守るために使われていたようです。
・田を荒らす動物が毒を嫌って避ける。
・モグラの被害で土手が崩壊しないように。
・墓場に植えて、土葬した遺体が動物に掘り荒されるのを防ぐ。
そして、ヒガンバナは、墓場に多く見られるから、それを庭に植えるのは不吉だとして避けられると考える。
また、曼珠沙華(マンジュシャゲ)・彼岸花(ヒガンバナ)以外にも、地方では、死人花(シビトバナ)・地獄花(ジゴクバナ)・幽霊花(ユウレイバナ)・剃刀花(カミソリバナ)・狐花(キツネバナ)など色々と呼び名があるようです。
不吉であると忌み嫌われることもあるようです。
・毒があるから触るな!
・家へ持ち帰ると火事になるぞ!
という迷信のようなものもあるようです。
実際に・・・
ヒガンバナは全体に、特に鱗茎(膨らんだ根っこ)に強いアルカロイド系の毒があるそうで、食すと「吐き気」や「下痢」、重症になると脳に麻痺を起こして死んでしまうとか・・・。